LSDを装着してしばらくたったら音が出るようになった。
などと問い合わせがありますがそのほとんどがオイルの劣化によるもが多いいです。
アルティメットRLSDは2種類あって競技用のタイプ1と林道・クロカン走行仕様のタイプ2です。
音の発生場所はLSD内部のディスクの擦れる音です。
オイルが劣化するとこのディスクの接続がスムーズでなくなります。
その時に発生するわけです。
またトラクションが大きく発生するような場合にも時々出る場合があります。
アルティメットRLSDは装着タイヤ185もしくは195サイズのタイヤを想定して製作されたものです。
オイルはクスコ製80W90が指定です。
走行状況にもよりますが約6000キロごとの交換をお勧めします。

スムーズに接続させるためにディスクには平面研磨を施し均一にトルクがかかるようにしております。

タイプ1の場合はオフロード仕様が前提でセットアップしましたので効きが
鋭い仕様となっているため音が出やすいです。
しかしオイルメンテナンスをしていれば音は小さい。
あとはアクセルが少ししか空いていないいわゆるパーシャル状態の時は出やすいです。
2WAYなのでアクセルON・OFFで2回発生します。
オフロードに於いてはホィールスピンしてしまい音は発生しません。
タイプ2の場合はよりスムーズな接続を考えセットアップしました。
その結果コーナリング中、車の姿勢が穏やかになりコントロールしやすくなりました。
またオートマ車にとってはパワーの立ち上がりとLSDの立ち上がりが同期するよう考えました。
ここぞと言う時にLSDをコントロールできるようになりさらにチャタリング(音)はほとんど発生しません。
しかし、オイル交換などメンテナンスを怠るとやがて音が発生いたします。
オイル交換は音が出てからでは遅いです。
定期的にオイル交換をお勧めいたします。(約6000キロごと)
まずはオイル交換・タイヤ空気圧点検を実施してみてください。
指定オイルはクスコ製LSDオイル80W90をご使用ください。
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