LSD単品のオーバーホールを依頼されました。
早速分解・清掃

どういう状況で使用されていたがわかりませんがどうもドライブシャフトが折れたみたいです。
フリクションプレートの内ヅメが破損。
プレッシャーリングは65度が入っていましたが今回は街乗り・林道・オフロードコース向けの
55度に変更!

内ヅメ8枚交換。 T-1.6 ¥15120
サイドベアリング2ケ交換 ¥5700
LSDオーバーホール・イニシャルトルク調整 ¥18900
プレッシャーリング55度仕様に変更
イニシャルトルクは6~7Kに調整
完了!
LSDの性能はハンドリングにも大きく影響します。
理想はイニシャルトルクは小さく、効きはスムーズかつ強力ですね。
スムーズと言うことは効かないということではないです。
トルクの伝達が右から左・左から右と絶えず途切れなく唐突でなくスムーズがいいのです。
たとえばコーナリングの入り口でアクセルOFFしたとたんにリヤが出てしまいカウンターを当てなければなりません。非力なジムニーではパワーダウン!スピードが落ちてしまいます。
効きのあまいLSDですと内側のタイヤが空転してしまいトルクが伝わらずスピードダウン!
トルクベクタリングではないですがコーナリング速度が速くなります。
ドリフトしにくく思ったラインをトレースできるでしょう。
またクロカンなどでタイヤが浮いて着地した瞬間に急激にトラクションが出てこれもパワー・トルクが足りません。ストール気味になってしまいます。そこで頑張ってアクセルをON。するとターボのおかげで急激にトルクが出てスリップしてしまいます。なかなかアクセルワークが思うようにいかない。
思い当たる節があるのではないでしょうか?
だから
スムーズなんです。
だからチャタリング音も非常に出にくいです。
特にヒルクライムなどでアクセルを踏んだり抜いたりするようなとき非常に左右バランスよくトルクを伝えます。コントロールしやすいです。
いろいろなセッティングにも対応できるアルティメットLSDです。
あなた好みのLSDにしてみませんか?
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