実は仕様変更していたんです。(リヤのみ)
変更ポイントは耐久性の向上です。
外見から判断できます。またすでに装着されている場合はデフオイル注入ホールより確認できます。
一本線が入っているのがニューバージョンです。タイプ1・2共通です。

LSDの中にはフリクションプレート(クラッチプレート)が2種類入っていますがそのうち内ヅメと言うプレートの厚みが1.6ミリから2.0ミリに変更しました。
内ヅメ

外ヅメ

これはタイヤ側からの入力に対して耐久性を増すためです。
トラクションが大きくなった場合に対しての対策です。
その他効き・作動開始タイミング・イニシャルトルクには変更はありません。
オーバーホールする際にO/Hクラッチキットを注文する際に新・旧をお知らせください。
さらに安心してクロカンを楽しむために・・・
最近はタイプ2の作動タイミングが55度仕様が多いいです。
いろいろな走りに対してスムーズに効き、コントロールのしやすさが好評です。
これからのシーズン雪道・泥など路面ミューの低い場合、効き始めのコントロール(アクセルOFF/ON)がスムーズになり、姿勢変化が穏やかになります。
「オイルは何を入れればいいのですか?」と言う質問も多くありますが、お勧めはクスコの80W90で交換サイクルは約6000キロメートルごとです。
アルティメットLSDのキーワードは「すべり接続!」です。

左右のトラクションが絶えず早く変化するクロスカントリーでは駆動力を左右に素早くスムーズに振り分けなければなりません。
そのスムーズさが
0から100%です。
そこの「すべり接続」が大切だと考えます。
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