fc2ブログ
差動制限装置
LSDの1WAY・2WAYって何?
入力がエンジン側からとタイヤ側からの2方向でLSDが作動することです。
特にリヤ側はクロカン走行時アクセルオフのトラクションが重要ですね。
フロントはハンドリングに影響するのでアクセルONの時に作動するタイプ(1WAY)が多いいです。
と言うことはLSDはそもそもハンドリングに影響する重要なパーツなのです。
効きを単純に強くすることは・・・・
そうなんですとても厄介なものです。
クロカンマニアにはあまりハンドリングを意識しない傾向なので効きの強いのが好まれます。
しかしここ最近スピードを求めるジムニーマニアが増殖してます。
ここで発揮するのがアルティメットLSDです。
キーワードは「すべり接続」です。

2006.12.15トラクションDパンフレット写真 002-S

IMGP6624.jpg


もちろんスパッと効くのはいいのですがその効き具合をスムーズにさせるコントロールが「すべり接続」です。
そのスムーズさを求めていくと作用角度・イニシャルトルクのかける方向などを煮詰めないとなりません。
IMPSでは2タイプありますがタイプ1はその「すべり接続」がクイックです。その反面タイプ2は穏やかです。と言っても効きは強いのです。コントロールしやすいのです。
単純に片輪が浮いたら接地している方のタイヤを回す。なんて単純なものではありません。
実際の走行状態を考えてください。右・左と瞬時に交互に変化するクロカン走行を・・・
そのような時にスパッと効いてはだめなのです。スムーズでないと!
特に660ccのジムニーは急にトラクションが出てしまうとエンジンがストールしてしまうのです。
そこからアクセルを踏んでもエンジンが立ち上がりません。
だから「すべり接続」のスムーズさが求められるのです。
特にエアーロッカーはきついです。「すべり接続」がないですので、
それなりのアクセルワークが求められるわけです。
いつでも50:50なので・・・
そこでアクセルオフのトラクションってタイヤからの入力なのでだんだん弱くなってきます。
だから急にトラクションが出てしまっては車は進みません。

2006.10.16ロックエクストリーム ナラトラ 067


そんな状況にこそタイプ2が有効になってきます。
このことはスピードを出しているときにも重要でコーナーの入り口でアクセルオフで侵入したときなど車の姿勢が穏やかです。コントロールしやすいんです。
ドライバーの思い通りにコントロールできます。

ZL-R10022.jpg


それを目指して開発しました。
なかなか言葉では説明しにくいです。
ご来店していただければご説明しますが・・・

最近特に「アルティメットLSDいいね!」ってお電話いただきます。
本当にうれしい限りです。
そんなお言葉をいただくと「さらに・・」と思ってきます
スポンサーサイト



[2010/08/29 16:34] | アルティメットLSD | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<JB23W-4型 | ホーム | キャンペーン!>>
コメント
いやぁLSDの説明って難しいよね!
[2010/08/30 06:26] URL | 竹平 誠 #- [ 編集 ]
ユーザーさんが疑問に思ったことに答え説明していこうかなと考えます。
しかしなかなかどうしていい言葉で表現が難しいです。
乗用車ではさらに複雑怪奇?
コツコツ説明していきます。
また機会があったらベクタリングの話でも聞かせてください。
いつもありがとうございます。
[2010/08/30 10:49] URL | 関根 紳雄 #5qHBLfLU [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://4x4imps.blog68.fc2.com/tb.php/235-ba0d9945
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |