「NEAL」この製品に反応する方はマニアですね!
HYDRAULICパーツのメーカーです。・・・でした。
現在はCNCが同じ仕様のパーツを販売しておりますね。
日本でよく知られている製品はステアリングブレーキまたはカッティングブレーキと呼ばれている物です。
これは1輪にブレーキを掛けられるシステムになっています。
クロスカントリーと言うよりトライアル競技によく使用されていました。
現在でもトライアルレースカーに使用されています。
トライアルの場合は主にテールスライドをする為にフロント左右に装備されます。
曲がりたい方のフロント内側1輪にブレーキをかけテールを流しやすくする為に使用します。
別名ターンブレーキとも呼ばれています。
また片側1輪が浮いてしまうような状況で浮いている方の1輪にブレーキを掛ければ反対側のタイヤに駆動力が伝わります。
前輪・後輪に装着して操作すればトラクションコントロールシステムになりますが操作が非常に難しいです。

(レバーの握りが赤い奴がステアリングブレーキ)
以前、某ジャーナリストさんに教えていただきました。
たとえば段差ななめ乗り越え時リヤの内側にブレーキを掛けるとヨーモーメントが働きフロントタイヤが乗り上げやすい。
この事は旋回力なんですね。
だからステアリングブレーキと言われている事だとは私は勝手に理解しているんです。
バギー車はリヤに装着していてコーナーリング中に旋回力を高めるテクを使うらしい。
トライアルをしていた時にこの旋回力の発生のことを知っていればと思うと悔しいですね!
その時はフロントの内側に掛け、2駆にして、テールスライドをし段差をまっすぐ登っていました。
今に思えばロスが大きいですが・・・・
また1輪ずつの乗り上げがいかに効率の良い方法も知らずに派手な事をやっていた。
まあ物は使いようと言うことでしょうかね!
これに付きますね。
この旋回力はロックステージでも効果があると思います。
またこんな発見もしました。
コーナリング進入時ブレーキングそしてハンドルを切りコーナリング・加速の3セオリーが
ブレーキング(ステアリングブレーキ)そしてコーナリング・加速の2セオリーになってしまう事。
いわゆるブレーキの片効きっていう奴ですかね!
いろいろ最近問い合わせがあるもんでちょっと書いてしまいました。
旋回力により興味を持ってきたのでまた仕入れてみようかなあ?